高温の蒸気で家じゅうの汚れを落とすことが出来ると評判のスチームクリーナーですが、大ヒット商品となった今はいろいろなメーカーから商品が販売されています。
各メーカーいろいろな機能がついており、価格だけでなく形や重さなども異なるために比較することが出来るようになりました。
そんな中で、意外にも見逃しがちなポイントについて見ていきましょう。
家で電気ポットを使用している人であれば気づく人も多いでしょう。ポットの内側に白いものが付着して取れなくなってしまったことはないでしょうか。
これは水道水の中に含まれている炭酸カルシウムの結晶です。
水にはいろいろなミネラルが含まれていますが、お湯を沸かすと水に溶けることが出来なくなって結晶となって残ってしまうのです。
電気ポットにはこうした結晶を定期的に除去することができるクリーナーも売られています。
スチームクリーナーも当然100℃を超える蒸気が発生するので、なかでは水を沸騰させています。
そのためにどのタイプのクリーナーであっても炭酸カルシウムの結晶による目詰まりの可能性があるのです。
目詰まりを起こすと、もちろん蒸気の出が悪くなりますが、場合によっては故障の原因となります。
そこで選ぶときにポイントにしたいのがカルキ対策をしているメーカーです。このカルキ対策はメーカーによって仕様が異なっています。
浄水器が内蔵されており、自動的にカルキ除去を行ってくれるタイプや、水に除去パウダーを溶かして使用するタイプなど様々です。
目詰まりだけが気になるのであれば、蒸気口を塞いでしまうカルキを専用のピンでこすり落とすことが出来るといったアイテムもありますが、根本的な解決にはなっておらずタンク内などのカルキは残されたままとなります。
いろいろなメーカーでスチームクリーナーを迷ってしまうといった場合には、水道水からカルキをきちんと除去してくれるような機能を搭載しているものを選ぶことがおすすめです。
お掃除好きの人やキレイ好きな人たちの必須アイテムとなりつつあるのがスチームクリーナーです。
一体どんなものかというと、約100度の蒸気の力を使ってあらゆる汚れを除去する道具のことを意味しています。
キッチンの油汚れや換気扇のフィルターや窓の察しの汚れのように掃除をするのが一苦労なところも手間をかけずに清潔に美しくすることができますし、お子さんが遊んでいるおもちゃにこびりついた汚れまで、洗剤を使わなくてもスッキリと落とせるのです。
なんでも口に入れてしまう年齢のお子さんに雑菌だらけで衛生面に問題のあるおもちゃを触らせなくて済みますね。洗剤を使わないので身体にも環境にも優しいですし、汚れと一緒にカビや雑菌まで除去できるのも、スチームクリーナーの大きな特徴です。
水を高温にして使用するだけで掃除などの手間を大幅に軽減できる、使い勝手のいいスチームクリーナーですが、長く使っているとカルキ汚れが溜まってくるという問題があります。
後でカルキ対策で悩まないで済むように、あらかじめカルキ除去ができるように対策をとってあるメーカーの製品を買っておくといいですよ。
メーカーによってカルキ対策の方法が違うこともありますが、よく見られるのはカルキ除去パウダーを使うというものです。使い方も簡単なのでユーザーにとっても扱いやすいアイテムです。
このパウダーを水に溶いてからスチームクリーナー本体のタンクに入れてから数分間蒸気噴射するだけです。
本体タンクのカルキ汚れはもちろん、モップヘッドの穴の汚れもキレイに落とせますよ。カルキ除去ピンよりも簡単ですね。
その家庭でどれだけの頻度でスチームクリーナーを使うかでカルキ除去パウダーでタンク内を掃除する頻度も変わりますが、大体3カ月に1度、つまり年にたった4回だけパウダーを使用するだけで充分です。
思い出した時にお手入れをすることで、スチームの出が悪くなることを防ぐことができますね。